hide'sロードバイク工房

ロードバイクのメンテナンスについての情報発信

出先でのトラブルNo1のパンク!対処方法をマスターしよう

どぉも!

Hideです

アナタはパンクの経験ありますか?

ロードバイクに限らず

チューブに穴などが開いて

空気が抜けてしまう現象です。

実はこのパンクは

出先のトラブルでは最も多く

僕自身、経験したり見てきた中で

8割ほどを占めています。

ちょっとそこまでの買い物に使う

ママチャリだと多少困る程度ですが

長い距離を走るロードバイクでは

自分で直せなかったら

その場から動けなくなってしまいます!

パンク修理は経験やスキルを問わず

ロードバイクに乗る以上は

必ずできるようになっておかなくては

ならない必須テクニックなのです

そこで、今回は

パンクの原因と修理方法を

説明していきます

 

⚫️パンクの原因

ロードバイクのパンクの種類には

大きく分けて2種類の原因があります。

一つはタイヤの空気圧が適正ではなく

段差とリムに挟まれておこるパンクで

リム打ちパンクです

このパンクは

乗車前点検極端な段差を避けることで

ある程度は防ぐことができます

 

もう一つは道路に落ちている

小さな針金やガラス片が

原因でおこるパンクで

突き刺さりのパンクです

走行中に細かい破片を

避けることは不可能ですが

そういった異物が多くある路肩を

避けることである程度防ぐことができます

 

⚫️パンク修理するため
アイテムをそろえる

いくら対策していても

運悪くパンクしてしまった時に

修理に使うアイテムのご紹介!

 

⚫︎交換用のチューブ

 

⚫︎タイヤレバー

 

⚫︎携帯ポンプ

以上の3点でライド中のは

チューブを交換で修理できます

ライドに行く際は忘れずに

ツールボックスなどに入れて

おきましょう!

さらに、上記の3つ以外に

あると便利なものが

⚫︎CO2ボンベ

携帯ポンプでは走行できるまでの

空気を入れるのに時間がかかりますが

CO2ボンベがあると数秒で

空気を入れることができるので

素早く走行に復帰することができます

 

⚫️パンク修理の手順

それでは本題の修理の

手順を順に紹介していきます!

 

手順1:ホイールを外す

ロードバイクのホイールは

クイックリリースというシャフトで固定されています
(ディスブレーキ仕様はスールーアクスルという)

最初にブレーキを解放し

クイックリリースのレバーを緩め

車体を持ち上げればホイールは外れます

 

手順2:ホイールからタイヤを外す

タイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込み

タイヤの端っこの硬い部分(ビード部)に

2本ひっかけて、テコの原理で

リムの外側に引っ張り出します。

前週の3分の1ほどリムの外に出せれば

残りは指を差し込んでなぞれば簡単に

外すことができます

 

ポイント
後輪の修理をする場合はギヤに
手をひっかけて怪我をしないためにも
ギヤが付いている反対側で
作業をしましょう!

 

 

手順3:チューブを取り出す

長期間タイヤの中に入っていた

チューブはタイヤに張り付いている

可能性が高いので

バルブ部を裂かないためにも

バルブの反対の位置から

ゆっくりとチューブを取り出します

 

ポイント
取り出したチューブに空気を入れ
穴が空いている位置を確認し
タイヤの同じ位置にパンクの
原因となる異物が刺さっていないか
確認し刺さっている場合は取り除きましょう!

 

 

手順4:新しいチューブをタイヤの中に入れる

タイヤに異物が刺さっていないか

確認できたら

チューブをタイヤの中に入れますが

入れていく途中でチューブがねじれたり

タイヤとリムの間にチューブが

噛みこむのを防ぐために

新しいチューブに少しだけ空気を入れます

入れていく際は取り出す時とは逆で

バルブを先に入れてタイヤ内に

均等に収まるように調整しながら

入れていって下さい

 

ポイント
タイヤパウダーやベビーパウダーなどを
チューブの表面につけておくとタイヤの
収まりがよくなるのと、タイヤとチューブの
融着をふせぎ、次回の作業がやりやすく
なるので新しいチューブを購入した際には
あらかじめパウダーをつけておきましょう!

 

 

手順5:タイヤをリムの中におさめる

タイヤのビード部をリムの中に

おさめていきます。

この時もタイヤとリムの間に

チューブをはさみやすいので

注意しながらビードを入れましょう!

 

全て手で入れることができますが

最後の方で硬い場合は

タイヤレバーを使い、チューブを

傷つけないよう気をつけながら

外す時の逆の手順でリムの中に

入れましょう

 

ポイント
バルブとタイヤのロゴの位置を
合わせておけば、タイヤに異物が
刺さっている確認する際に
探しやすくなります

 

手順6:空気を入れる

タイヤをリムの中におさめて

チューブが飛び出したり

噛み込んでいないかを確認できたら

空気を入れていきましょう。

携帯ポンプで空気を入れる場合

フロアポンプで入る空気圧まで

入らないものもあります

軽量で小型になればなるほど

高圧に耐えられないものがほとんどで

その場合は、ある程度空気を入れ

近くのショップやフロアポンプの

貸し出しをしている場所に行きます

確実に高圧の空気圧にしたいのであれば

CO2ボンベを携帯し使用しましょう!

 

タイヤに空気を入れたら

フレームにホイールを取り付けて

修理は完了です。

 

ポイント
CO2ボンベを使用する際は
バルブを一気に開いて空気を
入れましょう

また、空気を入れる際にボンベは
急速に冷却され素手で触るのは
大変危険です
使用時は必ず付属のゴムやスポンジを
取り付け使用しましょう

 

⚫️まとめ

ロードバイクに乗っていれば

誰もが経験する怖いパンクですが

対処方法を知っていれば

少し止まるだけでまたすぐに

走り出すことができます

慣れてしまえば10分もかからず

対処することができます

「パンクなんてトラブルのうちに入らない」と

言えるように自宅で何度か

練習しておきましょう!